2002年から様々なアーティストと多岐にわたるキャリアを経て、「新しい日本の音楽」を創作する為、2012年に東京から京都へ移住。
築130年の日本家屋を制作拠点、蔵をスタジオとして日本音楽の新たな姿を模索し始める。
様々な古典邦楽、民謡、児童唱歌を研究する中で、その魅力を世界の人々や日本の若い世代に伝えることが使命の一つであると氣づく。
古典の様々な仕組みを礎にした新しい日本の音楽を創ること=日本文化を残すこと。伝統と革新は文化の両輪なのである。
2016年 『日本音楽の伝統と今をギターで ’つなぐ’ プロジェクト= ”邦楽2.0”』シリーズ第一弾「Japanese Guitar Song Book」が完成。この"Japanese Guitar"スタイルにて貴船神社に邦楽2.0楽曲'秋船'を奉納。
2017年、各和楽器の古典曲のアップデート化を図るイベント"邦楽2.0研究会"を開始。京都大原の三千院等で行われるイベント"向源"にて天台声明の邦楽2.0アレンジを披露。関西大学博物館にて文楽、長唄とJapanese Guitarによる演目を披露。東京にて"邦楽2.0研究会vol.2"を開催。
現在、"邦楽2.0"を中心に、それぞれコンセプトの際立つ音楽プロジェクトを運営。
"Conguero Tres Hoofers":タップダンスとパーカッション、ギターによるトリオバンド。過去2作品がiTunes Jazz chartにて1位を獲得。フジロック出演。清水寺、貴船神社にて映像作品を制作。ヨーロッパ、台湾、ロシアツアー敢行。2018年、世界を旅して創った「Musical Traveler」リリース。
"サイコービジョンズ":中村キタローとの日本語ポップロックユニット。小さい子どもから楽しめるシンプルな歌詞が集まったアルバム「ベストビジョン」をリリース。忌野清志郎氏のバックを務めた音楽家を中心に、石塚英彦、うないぐみ、三宅伸治、山崎まさよし氏らがゲスト参加。
"おとあそびワーク":こどもの音楽体験の充実を図るため、亀岡太田保育園はじめ全国ツアー先の保育園、幼稚園で展開。3歳児と即興にて曲を創作するワークを実施。
演奏活動の他、楽曲提供や"Sonic Architecture"(ホテルなどのリラクゼーション施設や学習塾等、環境の最適化を図る空間音設計プロジェクト)等、音楽を通して日常が豊かに彩られる世界の提案、平和的文化交流の実践を続けている。